潜伏する遠視
潜伏している遠視は、オートレフでは計測できません。若ければなおさらです。
眼鏡処方に強いクリニックは、この辺をよく理解しています。
通常は一ヶ月ほどミドリンで寝る前に点眼し、当日サイプレシンなどで弛緩させて後、計測しますが、これも確実ではありません。
簡便な方法に、噴霧法があります。眼鏡に詳しいクリニックや小児眼科では必ずやる方法です。これで、潜伏した遠視をあぶり出します。
しかし、レーシックをやっているクリニックではこれらの検査をまずしません。なぜかは不明ですが、オートレフで検査をして、はい近視ですねで終わりです。
おそらく勉強していないのです。角膜の構造は勉強していても、屈折についてはなにも勉強していないのです。
怖いでしょう?
勉強していない人間が他人の角膜を削るんですよ。後遺症がでても、何もしてくれません。